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譜めくり用デバイスと MIDI コントローラーの選び方

ページの境目でも、両手を楽器から離したくない。それだけなら、前後のページを送る機器から始められます。曲を変える、準備した伴奏を足元で始める、といった操作も必要なら、MIDI コントローラーを選びます。

やりたいこと 選ぶもの
前後のページを送る キーボードとして動く譜めくり用デバイス
ページ送りに加えて曲移動、再生 / 停止、メトロノーム、キューも操作する MIDI 外部コントローラー

どちらにも Bluetooth と書かれた製品があります。Bluetooth だけで選ばず、キーボードのキーを送るか、MIDI を送るかを確認します。手元に外部キーボードがあれば、ペダルを選ぶ前にキーでページ移動を試すこともできます。

前後のページだけなら、キーボードとして動く譜めくり用デバイス

矢印キーまたは Page Up / Page Down を送る、キーボード型の機器です。前後のページをシンプルに送りたいときに向きます。iRig BlueTurn はこの種類の例です。

端末の Bluetooth 設定などで機器をつなぎます。PagePilot 内で接続操作は必要ありません。 接続後、楽譜を開いて前後のページへ意図どおり動くか確認してください。この種の機器は、PagePilot の「MIDI 機器」には表示されません。

機器の送信モードを、矢印キーまたは Page Up / Page Down にします。実際に使う楽譜で二ページ進め、一ページ戻してみてください。意図したボタンで意図した方向へ進めれば、最初の確認は完了です。動かない場合は、スイッチが別のキーを送るモードになっていないかを確認します。

曲の流れや再生も足元で操作するなら、MIDI 外部コントローラー

USB または Bluetooth MIDI の外部コントローラーは、ページ送りに加えて、セットリスト内の前後の曲、再生 / 停止、メトロノーム、曲中のキューを操作できます。画面上では「外部コントローラー」と表示します。

MIDI 機器は、PagePilot 内で接続します。 グローバル設定の「詳細設定」にある「MIDI 機器」を開き、「機器を接続」から選びます。Bluetooth MIDI を初めて使うときは、PagePilot に Bluetooth の利用を許可してください。

次に、「MIDI 入力チャンネル」の「楽譜操作」を、コントローラーの送信チャンネルに合わせます。既定は 2 です。接続済みでも、このチャンネルが一致しなければ操作しません。「受信の確認」で、機器名と送信チャンネル、届いた内容を確かめられます。

使うスイッチだけ用意する

最初は、一つのスイッチへ「次のページ」の CC 23 を割り当て、「楽譜操作」のチャンネルで送ります。楽譜を開いて一回押し、動いたら、演奏に必要な操作を下の表から足してください。Control Change(CC)番号は、どの操作をするかを Viewer へ伝える番号です。

CC 番号 操作
20 / 21 前の曲 / 次の曲
22 / 23 前のページ / 次のページ
24 再生 / 停止
25 メトロノーム
26 / 27 前のキュー / 次のキュー

全部を割り当てる必要はありません。曲移動はセットリストから曲を開いたときに、再生 / 停止とキュー移動はタイムラインがある曲で使えます。

製品を選ぶときの例

IK Multimedia iRig BlueBoard は、CC を送るモードでは 4 つのスイッチを前の曲、次の曲、前のページ、次のページに使える MIDI フットコントローラーです。XSONIC AIRSTEP LITE は、5 つのスイッチへ使いたい CC 番号を専用アプリで割り当てられます。どちらを使う場合も、演奏で使う操作だけを選び、実際の端末と曲で事前に確認してください。

つながっているのにページが動かないとき

  • キーボード型は、送るキーのモードを確認し、楽譜を開いて前後のページを試します。「MIDI 機器」に出ないのは正常です。
  • MIDI 型は、「受信の確認」を見ます。届かなければ接続を、届くのに動かなければ「楽譜操作」のチャンネルと CC 番号を確認します。初回のペア設定は、MIDI デバイス選択で確認できます。
  • Bluetooth という表記だけでは判断できません。製品の説明で、矢印キーを送るキーボード型か、MIDI を送る機器かを確認してください。

本番前には、電池残量、自動スリープ、接続状態、使うすべてのスイッチを、実際のセットリストと曲で確認してください。接続や割り当ての詳しい確認方法は、MIDI デバイス選択と楽譜表示のマニュアルを参照できます。